一音文字の符号

 ヒエログリフは人間・動植物・物品等をかたどった絵のような文字を表意的に用いて文章を綴ったという印象がありますが、実際は時代を下るにつれて、特定の文字を表音文字として多用するようになりました。そのような文字のうち、ひとつの子音を表した一音文字の一部は、下記のように点字化されます。

コード/名称 グリフ 発音 点字 NABCC コード/名称 グリフ 発音 点字 NABCC
G1 a ●・
・・
・・
A O4 h ●・
●●
・・
H
ハゲワシ 小屋
M17 i ●・
・●
・・
E Aa1 kh ●●
●●
●・
Q
葦の穂 不明
D36 ' ●・
・●
●・
O S29 s ・●
●・
●・
S
垂らされた布
G43 w ●・
●・
●・
L N37 sh ・●
●・
・・
I
ウズラ
D58 b ●・
●・
・・
B V31 k ●・
・・
●・
K
伸ばした脚
Q3 p ●●
●・
●・
P W11 g ●●
●●
・・
G
葦の腰掛け 壺を置く台
I9 f ●●
●・
・・
F X1 t ・●
●●
●・
T
クサリヘビ パン
G17 m ●●
・・
●・
M V13 tj ●●
・・
・・
C
フクロウ 家畜の引き綱
N35 n ●●
・●
●・
N D46 d ●●
・●
・・
D
D21 r ●・
●●
●・
R I10 dj ・●
●●
・・
J
コブラ

 通常のアルファベット点字のA〜Tの範囲に収まるように、一部の文字については符号の割り当てを変えています。これは、後述の二音文字の点字化を簡単にするためです。
 上記の表によって点字化されない下記の一音文字については、後述の区別符等を用いて他の符号から点字を生成します。また、それらの一音文字が表す音については、上記の表にあるいずれかの音と同一視します。

コード/名称 グリフ 発音 同一視する
発音
グリフ
M17A y i
2本の葦の穂
V28 h h
縒られた糸
F32 kh kh
獣の腹と尾
O34 z s
N29 q k

 一音文字ではありませんが、下記のよく使用されるふたつのグリフにも1符号の点字が割り当てられます。

コード/名称 グリフ 発音 点字 NABCC コード/名称 グリフ 発音 点字 NABCC
A1 - ・●
・●
●・
> B1 - ・●
・・
●●
+
座る男 座る女

←PREV

BACK

NEXT→